ここから何が始まるか、今は誰にもわからない。【アクセラメンツ】 | 石ヶ森久恵のブログ

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脳全体を活用する。どのような場面、職場においても基礎力となる「ポータブル・スキル」として!

20150128


加速学習のための場作りとして、
最初に場を和ませるための自己紹介を行うとか、
Good&/Newsを行うとか、
最後にシェアをするとか、
先端的な教育、ファシリテーション型マネジメントを
知っている人には、もう知られている方法論だ、と思っていました。

そうでなくても、
マインドマップやフォトリーディングの講座に来て
クッシュボールの魅力に気付き、
クッシュボールを買い求めた人はいらっしゃるでしょう。

学んだことを話し合えば、
定着しやすいと経験的に知っている人もいらっしゃるでしょう。

けれど、ツールや方法論を「知っている」だけではわからない、
大事なことがあります。


私は小学校の頃から学校の授業を受けるのが嫌いでした。

「なんでこんなに社会で役に立たなさそうなことばっかり
教えるんだろう?」

子供の頃のノートにほんとにこう書いてあったのを、
大人になってから見つけて、思わず笑ってしまいました。

そう。
学校では特定の枠組みの中で
正しい答えを出す方法を教えてもらいます。

けれど、お金とは何か、
生きていくために働くとは何かを教わることはありません。

ませた子供だった私は小説書きになりたかったので、
どうしたら一番幸せな人生が送れるかを知りたかったのです。

小学生とは思えない、ヘンな疑問や妄想ばかりのおかしな子供は、
やがてその学校で出される方程式の応用題が難しくなるにつれて、
余計なことは考えなくなりました。
そして社会に出て、予想通り右も左もわからない大人になりました(笑)


その後、何十年もたってから、
そんなませがきだった自分を思い出したのは、
この講座の本当の意味を知ったからです。

アクセラメンツは、
加速学習の権威ピータークライン博士と、
変容型リーダー育成を研究するポールシーリィ博士が開発した、
学習カリキュラム作成のための方法論です。

膨大な量のワークの解説や、
加速学習のための脳機能解説など、
すごい知識が伝えられますが、
それだけではありません。

定型の場の中で
決まりきった方程式を使って
正しい答えを出す。

そんなことは現実の社会の中では
極めてきわめて限られた領域だけのこと。

現実社会ではあらゆることが不測の事態、
あらゆることが未知の領域、
あらゆることが未経験の事象。

その中で正しい答えを出すまで
待ってくれるような悠長な場ではありません。


ならば、
いかなる事態がこようと、「そうきたか」と口笛吹いて
今までの知識経験と新しい事態を組み合わせ、
新しい方法論を自ら構築していく、
自らこの事態から学び取ろうとする姿勢を持つ人が、
生き延びる力を持った人と言えます。


アクセラメンツは定型の世界である学校と
不確実性の世界である社会の間にあって、
「学びの場」というある程度限定された場において、
起こることすべてを学びに変える経験をする場を作る方法
を学ぶ講座です。

だから基本の構成はあっても、
誰が参加するかによって、講座内容がどんどん昇華していく。
一期一会のその場の参加者が、講座を作っていくのです。

まぁさすがにお財布、携帯全部取り上げて、
大阪まで3日以内にイラッシャーイなんてことはしませんが(^^;
(一応学びの場づくり講座なのと、私の気が小さいので、もっとナンパです(笑))

「教えてあげる」場を作るより
「参加者が勝手に学ぶ」場に
自らも参加者になって飛び込むことで、
最も学べるのは講師自身です。
この先あるべき「学びの場」づくり、いよいよ来週末、大阪開講です。

▼アクセラメンツ講座(大阪)
http://www.almacreations.jp/seminar/s_seminars/accelements2015.html